KN-40Hb アルミ引き抜き材加工機
長尺アルミ引き抜き材加工を1台に工程集約
材料投入から加工、切断まで完全自動化!超高生産マシニングセンター
長尺のアルミ引き抜き材加工を1台に工程集約。完全自動化の超高生産性マシニングセンターです。多品種で、工程の管理が難しい長尺アルミ引き抜き材を、搬入→加工→切断→搬出まですべて全自動で行うことができます。搬入側、搬出側へストッカーを設ければ、長時間の無人運転も可能になります。
アルミ引き抜き材加工機の基本システム
ベースマシンには、Φ430mm の大型ロータリーテーブルが2基、向かい合わせに搭載されており、2基を同期させての旋回動作が可能です。搬出側のロータリーテーブルは、X 軸と平行にスライドするU 軸上に設置されるので、ワークの引き込みや、任意の長さでワーク両端をチャックしての加工が可能です。ワークのクランプ用に、空圧制御のクランプ装置を標準装備。また、ワークのクランプ基準用ブロックの取付ベースまで準備されているので、ワーク形状に合わせた基準ブロックと、クランプ爪を準備いただくだけで、簡単にアルミ引き抜き材の加工がスタートできます。
自動化との組み合わせでさらにランニングコスト削減
ワークに合わせたストッカーを準備すれば、長時間の無人運転も可能です。ストッカーにセットされたワークが、自動で加工機内へ送り込まれ、ロータリーテーブルにクランプされます。必要に応じて端面などの加工を行ったあと、搬入側と反対側に設置されたロータリーテーブルがワークに近づいてワークを引っ張り出し、2個のロータリーテーブルにて両端をクランプした状態で加工を行います。必要に応じて、切断・反対側の端面加工をするか、別で設置されたメタルソーなどで切断を行ったあと、ワークを機外へ搬出します。この動作を材料がなくなるまで繰り返し行います。